ウーマン

症状にあった病院や薬

聴診器

様々な相談者や場所がある

うつの症状であるのか、専門となる精神科や心療内科等の病院に行く前には、付き添い人にとっても、いくつか知っておくべき情報があります。まず、一番大事になるのは医師の診断です。その際、普段の本人の様子を知るご家族からの話が役に立っています。例えば、最初の異変に関しても、突然出てきたのか、この半年の間に症状は進行しているのか、こうした内容を予めメモして整理しておくとよいでしょう。これらは、うつ病の原因や進行の診断時に、医師側の参考になります。仮に、うつの症状がみられる場合でも、その種類によって、その後の機能の程度を調べる検査や、治療方法も変わってきます。また、生活上の注意点も原因によって異なるため、その見極めには医師の診断は必須です。一般的には、精神科や心療内科で診てもらえますが、神経内科や脳外科でも診てもらえますし、地域包括支援センター等が検索できるホームページも公開されているので、チェックしてみるのも良い方法です。また、医師の判断によってですが、治療内容が異なるケースもあります。そこで、セカンドオピニオンまでも考えに入れておくのも、付き添うご家族に委ねられる内容です。パニック障害や社交不安障害等、類似する病気もあるので、診断結果が妥当なのか、他に治療法があるのではないのかと見つけることも大事になってきます。誰もがうつにかかり得る病気であるが故、判断できないケースでは、セカンドオピニオンという考えも重要視できます。もちろん、診断結果のみならず、医師とのコミュニケーションに違和感を覚える等の、これから先を考えた時にも役立つ相談室、コールセンターの活用もチェックしてみるのは良い手段です。一般的に病院では、精密検査や問診等を受けた後、治療方針を医師側から提案されます。薬物療法で用いる抗うつ剤に関しては、症状の進行を遅らせることや、不安や妄想等を抑えるための治療薬として使われる内容です。かつては、うつの症状のみに使われていたお薬ですが、現在では様々な種類の抗うつ剤が発売されていて、適切に使えば、副作用の不安も少なく、尚且つ効果的です。明らかに症状がみられる場合を除いても、不安が強い場合であったり、睡眠障害がみられたりする場合にも用いられることがあります。精神科や心療内科等で処方されるのが、セロトニンだけを増やす薬剤ですが、脳神経外科では、脳機能の変調による内因性で使われる場合もあります。従来から使われている薬剤もあれば、副作用が少ないのもあり、多くの場合、飲み続けるうちに体が次第に順応していくものの、最も適切と判断されたお薬を求めることも大切です。ただ、飲み忘れたり、医師に相談することなく中止したりすると、離脱症状ともいえる反応がまれに起こることがあるので、勝手な判断での服用の方法には注意も必要といえます。また、医療機関によっては、新薬が早くも試されるケースもあり、副作用の不安も挙げられる中、その副作用を逆手に取った薬物療法も行われています。例えば、眠気におそわれる作用であったり、食欲増進の作用であったりを懸念する患者もいます。その一方では、不眠や食欲不振の症状が出やすい患者にプラスに働く作用ともなり、処方する医師によっても、患者自身にとっても、副作用の捉え方は若干異なります。